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2026年9月のAIニュースまとめ:新モデル3つと、業務への影響

2026年9月23日 公開 ・ 文:宮田 新(プロダクト責任者)
2026年9月のAIニュースまとめ。9月1日Claude Fable 5.1、9月2日Gemini 3.8 Flash、9月3日GPT-6 Astra

こんにちは。リンクアンドベースでプロダクト責任者をしている宮田です。

9月の頭は、AIの発表が3日続きました。1日にAnthropicのClaude Fable 5.1、2日にGoogleのGemini 3.8 Flash、3日にOpenAIのGPT-6 Astraです。

3日続けて出ると、どれから試すかだけでも迷います。今回は、業務で使うときに関係がありそうな話に絞って書きます。

9月1日から3日に出た新しいAI

日付中身
9月1日Anthropic「Claude Fable 5.1」
料金は前のFable 5と同じ。プログラミングや、時間のかかる作業が得意になった
9月2日Google「Gemini 3.8 Flash」
6週間で3本目のFlash。料金は据え置きで、2027年1月に値上げの予定
9月3日OpenAI「GPT-6 Astra」
パソコンやブラウザの操作が得意。ChatGPTの有料プラン(Plus・Pro・Business・Enterprise)で使える

新しいモデルがこのペースで出ると、使う側も追いかけるのが大変です。アメリカのCNBCは9月6日の記事で、この状況を「モデル疲れ(model fatigue)」と書いていました。

今使っているAIで用が足りているなら、急いで乗り換えなくて大丈夫です。私も、前のモデルでうまくいかなかった作業があるときにだけ、新しいほうを試しています。

画面を操作するAI

3つの中で、業務への影響が大きそうなのはGPT-6 Astraです。OpenAIは、パソコン操作とブラウザ操作で最も高い性能だと説明しています。画面を見て、クリックして、文字を入力するところまでAIが進めます。

たとえば、メールで届いた注文を販売管理ソフトに入力し直す作業。これまでAIに任せるには、メールとソフトをつなぐ開発が必要でした。画面を操作できるAIなら、外部とつなぐ仕組みを持たないソフトでも、人と同じ手順で入力できます。

受信メールの注文内容を、AIが販売管理ソフトの受注入力画面に入力し、確定ボタンは人が押す流れの図
メールの注文をAIが受注画面に入力し、確定は人が押す。図はイメージです

ただ、AIが入力を間違えることはまだあります。入力まではAIが進めて、確定ボタンは人が押す。最初はそのくらいの分け方にしておくと安心です。

使える相手を絞ったセキュリティ向けAI

ソフトの弱点(脆弱性)を見つける力が強いAIについては、3社とも誰でも使える形では出しませんでした。

Gemini 3.8 Flash Cyber、Claude Mythos 5.1、GPT-6 Astraの提供範囲の比較
3社のセキュリティ向けAIと、使える相手

GoogleのGemini 3.8 Flash Cyberは政府や医療、通信などの組織向け。AnthropicのClaude Mythos 5.1は、審査を通ったアメリカの企業と個人だけが使えます。OpenAIもGPT-6 Astraを、まずセキュリティの審査を通った企業から順に提供しています。OpenAIによると、Astraは自社の基準でサイバーセキュリティの能力が最も高い段階に達した、初めてのモデルだそうです。

守る側にとっては頼もしい話ですが、同じような技術は攻撃にも使われます。ホームページのWordPressやプラグイン、社内で使っているソフトの更新が止まっていないか、一度見ておくと安心だと思います。

デジタル化・AI導入補助金2026の締切

IT導入補助金は、今年から「デジタル化・AI導入補助金2026」という名前になっています。

項目内容
通常枠の補助額最大450万円
補助率原則1/2以内(条件を満たすと2/3以内)
次の締切2026年9月29日(火)17:00
交付決定2026年11月9日(予定)
事業の実施期間交付決定から2027年4月30日まで
デジタル化・AI導入補助金2026のスケジュール。9月29日締切、10月30日次の締切予定、11月9日交付決定予定、2027年4月30日事業期間終了
これからの締切と交付決定のスケジュール

申請にはある程度準備の時間がかかるので、これから考えるなら、補助金ポータルのまとめで予定とされている10月30日の締切を目安にするのもひとつです。申請書には「どの業務をどう変えるか」を書くことになるため、減らしたい作業を先に決めておくと進めやすくなります。

締切と交付決定日は公式サイトの事業スケジュールです。→ 事業スケジュール|デジタル化・AI導入補助金2026 ※2026年9月23日時点

さいごに

9月の発表を見て、AIで次に変わるのは、手で入力し直している作業だろうと私は見ています。問い合わせへの返信よりも、注文や請求の打ち直しのほうが、先にAIに置き換わっていくと思っています。

宮
宮田 新
株式会社リンクアンドベース プロダクト責任者。別会社でマーケティング・事業計画・営業までを一貫して担当し、そこで培った知見とノウハウをもとに、AIを使った業務改善の設計と実装を手がけています。

この作業、AIに任せられる?

注文の入力、毎月の集計、問い合わせへの返信など、
「これはAIでできるのか」という段階のご相談も歓迎しています。
横浜市西区の会社なので、近くであれば伺います。

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